からだに必要な栄養素~ビタミンB₁~前回は、ビタミンB群について少しお話しましたが、いかがだったでしょうか。

 

今回は、そのビタミンB群のビタミンについて一つずつご紹介しますね。
学び得た知識の中からお話をするので、物足りなさを感じるかもしれませんが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

 

 

ビタミンB₁のはたらき

 

一家の大黒柱ともいわれる「ビタミンB₁」は、疲れを回復させる
働きがあります

からだは、運動すると乳酸という物質が溜まって、疲れやだるさを感じる仕組みになっているんだって。

だけど、ビタミンB₁は、その乳酸を分解してエネルギーにかえる手助けをしています。

なので、「つかれたなぁ~」「なんだかだるいな」と思った時は、ビタミンB₁が不足しているってことも多いみたいよ。

 

もうひとつとっても大事なお仕事があります。

それが糖質の代謝です。

糖質がうまくエネルギーに変わらないと脂肪に姿を変えてしまうんだよ。また、ビタミンB₁は糖質だけをエネルギー源にしている脳への影響も大きいです。

頭を使う時は糖質が必要で、ビタミンB₁も絶対に必要になってくるというわけです。

頭の回転をよくするために必要な栄養素なのです

 

ビタミンB₁が多く含まれている食品とは

ビタミンB₁が多く含まれている食品は、豚肉です。

部位でいうと、ヒレが一番多く、次にロース肉、バラ肉と続きます。
うなぎのかば焼きも多く含まれています。

日本人の主食はご飯がほとんどですが、そのご飯は、精白米といってビタミンB₁が豊富なヌカを取り除いたものなんですよね。

精白米は洗いすぎないようにすることと、たまには胚芽米や玄米、麦ごはんや雑穀米にするのもおすすめです。

 

一食あたりの含有量

ボンレスハム3枚=60g 0.54㎍

ウナギのかば焼き1串=100g 0.75㎍

豚肉(ロース肉)1切れ=80g 0.55㎍

豚肉(ヒレ)1切れ=80g 1.06㎍

たらこ1/2腹=30g 0.21㎍

玄米ごはん=150g 0.24㎍

 

ビタミンB₁が不足するとどうなる?

ビタミンB₁は、糖質の代謝に関わっているので、不足すると糖質がうまくエネルギーに変わることができないために、イライラやストレスを感じたり食欲不振や疲れやすくなります。

さらに不足すると脚気(かっけ)になってしまい、心臓機能が低下して脚がむくんだり、神経に障害が起きて足がしびれたりします

重病になると死に至ることもあるとても怖い病気です。

現代人は、インスタント食品や外食が増えてビタミンB₁の不足による脚気も報告されている。

また、ウェルニッケ脳症という病気を引き起こしてしまうと、眼球運動の麻痺、歩行運動の失調、意識障害を伴うようです。

ビタミンB₁は、体内にほとんど貯蔵されることはないので、摂り過ぎて体に悪くなるという事は心配する必要がありません。

ただし、ほかのビタミンなどと同じく、サプリメント等で大量摂取を続けていると頭痛やイライラ感、かゆみなどの副作用として症状が出てくることがあるので注意が必要です。

 

 

お酒好きな方は積極的に摂取するとよい?

ビタミンB₁は糖質をエネルギーにかえる働きがありますよね!

注意すべき点は、甘いお菓子や糖質を含む清涼飲料水、白米やパンが大好きな人は、たくさん摂取してしまうとビタミンB₁の必要量も多くなってしまうよ。

 

糖質をエネルギーにかえることばかりに使われると、疲労回復の分がなくなってしまうので、イライラしてまた甘いものを食べたくなるから悪循環になってしまうΣ(゚д゚lll)ガーン

 

また、ビタミンB₁はアルコールの代謝にも必要な栄養素だから、お酒好きな人にも積極的に取り入れると良いです。肝臓の働きを活発にしてアセトアルデヒドを早く排出し二日酔いにも効果大!

 

効率よく取り入れるには、水に溶けやすくアルカリで分解される性質を持っていることを踏まえ、調理や加工時に煮汁やゆで汁に成分が溶け出してしまうので、みそ汁やスープまたは、炒め物にするといいみたい。

 

油脂にはビタミンB₁の消費を節約する働きがあるので、油料理はおすすめ!

ニンニクとともに調理するとビタミンB₁の疲労回復作用が長持ちすると言われている。

豚肉をニンニクや白菜キムチと一緒に炒めるのもいいかもね(o^―^o)